結論から言うと、ベジタリアン・ヴィーガン等の訪日旅行者は2023年時点で約128万人と推計されています。ムスリム(イスラム教徒)は世界人口の約1/4を占めており、いずれも「肉を抜けば対応完了」という単純な話ではありません(観光庁参事官(外客受入担当)「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム旅行者おもてなしガイド」令和6年4月)。この記事でわかること: ①ベジタリアン等の訪日客数の推計方法と、資料によって「約4割」「57%」のように数字が違って見える理由 ②ベジタリアン等・ムスリムそれぞれの食べる/食べないの実務的な線引き ③やってしまいがちなNGパターンとFAQです。
1. ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム対応とは
ベジタリアン等とムスリムは、背景も食べられないものの範囲も別物です。ただし飲食店にとっては、どちらも「メニュー名だけでは食べられるかどうか判断できない」という共通の課題を抱えており、まとめて扱う価値があります。主なデータの出どころは、観光庁参事官(外客受入担当)が令和6年4月に公開した「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム旅行者おもてなしガイド」(以下「本編」)と、その資料編(以下「資料編」)です。
資料編が引用するEuromonitorの統計によれば、ベジタリアン等の世界人口は2023年で約5.3億人。対象は世界人口の約90%をカバーする主要100ヶ国・地域で、定義は「肉類、家禽類及び魚介類を食べない、あるいは基本的には食べない人」です。2003年の3.59億人から2023年の5.30億人まで、20年でおよそ1.5倍に増えています。一方のムスリムは、本編によれば世界人口の約1/4。ベジタリアン等が宗教・動物愛護・環境保護・健康維持など様々な理由にもとづく食生活上の選択であるのに対し、ムスリムの食のルールは信仰そのものに関わる点が異なります。この2つの層に共通するのが、共通して食べられる部分に着目すれば専用メニューを新設せずに対応できるという考え方です(本編P5)。下の図は、一般・ベジタリアン等・ムスリムの3層で重なって食べられる部分が大きいことを示しています。
2026年7月15日にJNTOが発表した2026年6月の訪日外客数は3,148,600人(前年同月比6.8%減、3カ月連続の前年割れ)でしたが、15市場で「6月として過去最高」を記録し、その中にインドと中東地域が含まれます。インドはベジタリアン等比率が2023年時点で1位(20.2%)、中東はムスリム比率が高い地域で、訪日総数が伸び悩む局面でもこうした層の重みは相対的に増していく可能性があります。
2. 「何人来るのか」の数字が資料によって違う理由
「ベジタリアン等の訪日客は何人くらいいるのか」に、一つの答えがあるわけではありません。資料の作られ方によって数字の性質が違うからです。推計約128万人の作り方——資料編は2023年の訪日ベジタリアン等旅行者数を約128万人と推計しています。これは実測ではなく、JNTOの国別訪日外客数にEuromonitorの国別ベジタリアン等比率を掛け合わせ、21ヶ国分積み上げた推計値です。計算例は台湾で、訪日客420.2万人×比率12.3%=51.7万人。合計は約128万人、全訪日旅行者約2,506万人に占める構成比は約5.1%。これを訪日外国人の全飲食消費額1兆1,957億円に掛けると、推計年間飲食費は約609億円になります。
国・地域別の推計人数は台湾51.7万人・韓国20.3万人・中国10.3万人が上位3ヶ国(21ヶ国の合計が約128万人)。一方、比率そのものはインドが20.2%と突出して高く、台湾も12.3%で2位です(3位以下は欧米豪諸国が多いとの記述にとどまります)。人数の推計順位と比率の順位が一致しないのは、訪日客数そのものが国によって大きく違うためです。
同じ調査なのに数字が違って見えるケース
もう一つが、ベジタリアン等当事者へのアンケート結果です。資料編は2023年12月にウェブアンケート(回収数n=209、台湾51・インド51・アメリカ52・中国55、50%以上が訪日経験者)を実施しました。ウェブ調査・回収数209という規模は前提として押さえておく必要があります。この結果について、本編の要約文と資料編のグラフでは表現が違います。並べると次の通りです。
| 設問 | 本編の要約文 | 資料編のグラフ実数 |
|---|---|---|
| 海外旅行時に基準を緩める(n=209) | 約4割 | 57%(119人) |
| 訪日時に緩めた(n=105) | 約7割 | 78%(毎食34%+部分的44%) |
どちらも間違いではありませんが、グラフの実数(57%・78%)と要約文の表現(約4割・約7割)は数字として一致しません。数字を扱う際はグラフの実数とその母数(n)を確認したうえで使うのが安全です。母数と設問さえ確認する習慣があれば、資料によって数字が違って見えても慌てる必要はありません。
3. ベジタリアン等の類型——「肉を抜けば対応」ではない
本編P14は「肉だけを抜けばよいわけではありません」とはっきり書いています。卵や乳製品を忌避する人もいますし、ヴィーガンは蜂蜜やゼラチンなど動物由来の成分全般を避けます。資料編は、ベジタリアン等を下記のように類型化しています。
| 小分類 | 大分類 | 赤身肉 | 白身肉 | 魚介類 | 乳製品 | 卵 |
|---|---|---|---|---|---|---|
| ヴィーガン | ベジタリアン・ヴィーガン | × | × | × | × | × |
| ラクト・ベジタリアン | ベジタリアン・ヴィーガン | × | × | × | ○ | × |
| オボ・ベジタリアン | ベジタリアン・ヴィーガン | × | × | × | × | ○ |
| ラクト・オボ・ベジタリアン | ベジタリアン・ヴィーガン | × | × | × | ○ | ○ |
| ペスカタリアン | セミ・ベジタリアン | × | × | ○ | ○ | ○ |
| ポロタリアン | セミ・ベジタリアン | × | ○ | △ | △ | △ |
出典:資料編P3。ヴィーガンは蜂蜜・ゼラチン等の動物由来成分全般、昆虫も対象外。
台湾に多い「オリエンタル・ヴィーガン」は、仏教の思想にもとづきニンニク・ニラ・ラッキョウ・玉ねぎを含むネギ・アサツキという五葷も食べない一種です。背景は宗教上の信条・動物愛護・環境保護・健康維持など様々です。本編P14が特に強調するのが出汁で、「調理方法に関わらず、動物由来の食材(かつおなど)の使用は忌避されます」としています。具材として魚を使っていなくても、出汁に動物由来の食材があればアウトです(7.で詳しく扱います)。原材料も、一見動物性でなさそうな調味料・加工食品ほどラベル確認が必要です。実務でよく使われる代替食材は下記の通りです。
| 控えたい食材 | 代替食材(一例) |
|---|---|
| 肉類 | 豆腐、豆、厚揚げ、がんも、原木シイタケ、麩、大豆ミート |
| 魚介類 | こんにゃく、海産物(海苔・昆布)、ヴィーガンサーモン等 |
| 牛乳 | 豆乳、アーモンドミルク、ココナッツミルク、オーツミルク、ライスミルク |
| マヨネーズ | 豆乳マヨネーズ、ヴィーガンマヨネーズ |
| チーズ | 豆乳チーズ、ヴィーガンチーズ |
| バター | マーガリン(完全植物性) |
| ヨーグルト | 豆乳ヨーグルト |
| ゼラチン | 寒天 |
出典:本編P20。通販や業務用スーパーで購入可能だが、砂糖入りの大豆ミート等もあるため注意。
厳格な対応まで求められるかというと、そうとは限りません。資料編のアンケート(n=209)は「専用メニューの有無」「キッチンを分けているか」「コンタミネーションがないか」の重要度を聞いていますが、いずれも「そうでなければ利用しない」は22〜26%にとどまり、「関係なく利用する」が31〜40%を占めます。資料編自身の結論は「専用キッチン・コンタミネーション排除は対応していなくともベジタリアン等の7-8割が来店する可能性があります」というものです(ヴィーガンに限ると数字はやや厳しく、n=25でそうでなければ利用しない44%)。情報収集は家族・知人との会話が最多で、口コミサイトとグーグルマップ等の地図サイトを使う割合も高いと資料編は記述しています。
4. ムスリム対応——豚とアルコールの範囲はどこまでか
ムスリムの食のルールは、ハラール(許された行為・物)とハラム(禁じられた行為・物)という考え方が土台です。食に関わるハラムの代表が豚とアルコール(本編P25〜P26)。豚は肉そのものだけでなく内臓・皮膚・体毛・豚由来成分にも注意が必要で、加工食品のベーコン・ソーセージ、豚のエキス、油脂(豚骨スープ・ラード)、内臓(モツ)、調味料中の乳化剤・ショートニング・ゼラチン・コラーゲンなどが該当します。アルコールは「多くのムスリムは酒(みりんを含む)を口にしません」と本編は明記しており、醤油の微量アルコールも避ける人がいるため醤油せんべいや醤油ラーメンにも注意が必要です(消毒用・工業用アルコールは問題なし)。ハラール肉も、イスラムの定めるとちく方法で処理された肉以外は避けるべきとされます。世界のムスリム人口は世界人口の約1/4。インドネシアが約87.0%、マレーシアが約66.1%と非常に高く(出所:Pew Research Center、2020年)、トルコやGCC諸国も6割台から9割超の国が並びます。
どこまで気にするかは当事者アンケート(2023年12月ウェブ調査、n=224、インドネシア・マレーシア・シンガポール・トルコの4か国)からも見えてきます。「非イスラム諸国での旅行中食事をする際に確認しますか」の結果は次の通りです。
| 確認項目 | ①口につけない | ②やむを得ず食べる | ③気にしない |
|---|---|---|---|
| 豚肉・豚加工品 | 73%(163) | 17%(39) | 10%(22) |
| 豚由来の調味料 | 74%(165) | 18%(41) | 8%(18) |
| 動物由来の調味料 | 52%(116) | 30%(68) | 18%(40) |
| ハラール肉の使用 | 62%(138) | 23%(51) | 16%(35) |
| アルコール調味料 | 52%(116) | 27%(61) | 21%(47) |
出典:資料編P44(調査概要はP43)。
豚肉・豚加工製品、豚由来の調味料については7割超が「必ず確認し口につけない」と回答し、ハラール肉やアルコール調味料も5〜6割が同水準の厳格さを求めています。一方で調理器具・キッチンは、本編P5が「調理器具は約1割が『全く気にしない』、約2割が『洗っていれば問題ない』」「キッチンは約2割が『全く気にしない』、約4割が『少し不快だが仕方ない』」と述べ、専用化までは求めないが確認はしたい層が一定数いることが分かります。情報収集媒体はSNS52%、動画共有41%、オフライン口コミ33%、地図アプリ27%の順でした(n=224、上位3つまで選択)。飲食店はどこまで対応すればよいのか、本編P30は対応レベルを4段階に整理しています。
重要なのは、この4段階を上から目指す必要はないという点です。本編は「日本に旅行にくるムスリムで認証まで求める人は少ない」と明記しています。ハラール認証には世界統一基準がなく、世界に300以上の認証機関があると言われ、取得のハードルは低くありません。「可能な限りの対応をしたうえで情報開示を行い、判断材料を提供することが重要」というのが本編の立場で、まずは情報開示から始めればよいということです。
開示する項目は本編P6によれば、使用食材の明示(豚の有無等)、認証取得有無、専用調理場・器具の有無、対応メニュー・グレード・専用食器の有無。「厳格に対応しているか否かではなく、対応内容を明示することが重要」としています。具体策の一つがメニューの英語併記です(例:「焼きそば(豚)/ Fried Noodles (Pork)」)。対応内容はスタッフ全員が理解しておくべきで、豚を揚げた油での調理を避けること(資料編P48)も必要です。もう一つの注意点が「ハラール」という言葉を安易に使わないこと——最終判断はムスリム旅行者自身に委ねるべきとされています。実際に訪日したムスリム旅行者からも「英語のメニューがあっても料理の名前しか書いていないため判断ができません」(インドネシア人ムスリム、資料編)という声が上がっています。
5. 共通対応部分に寄せる——同じ料理を作り分けない方法
ベジタリアン等・ムスリムそれぞれに専用メニューをフルで作るのは、多くの店にとって現実的ではありません。本編P5が示す考え方は、共通して食べられる部分に着目し、そこに寄せてメニューを一つ作るというものです。1.の重なりの図が、まさにこの考え方を表しています。本編P7〜P11は、実際の定番メニューを例に、寄せ方を5つ紹介しています。
| もとの料理 | 対応後 | 主な変更点 |
|---|---|---|
| 天丼 | 野菜天丼 | 卵・海老を抜き、出汁を昆布・キノコ系、醤油をアルコール無添加に |
| カレー | 野菜たっぷりカレー | 動物性原料不使用のルーに、肉をキノコ・厚揚げ・大豆ミート等に |
| ペペロンチーノ | キノコたっぷり | ベーコンをキノコに替えるだけ。他は共通のまま |
| 焼き餃子 | 野菜たっぷり餃子 | 豚ひき肉を豆腐・シイタケに、皮とたれをアルコール無添加に |
| 味噌煮込みうどん | キノコ香るうどん | 出汁を昆布・キノコ系、卵を抜き鶏肉をキノコに |
出典:本編P7〜11。
いずれも動物由来の部分だけを植物由来のものに置き換える発想です。本編は通販や業務用スーパーで購入可能だと補足しつつ、「原材料に砂糖が含まれる醤油や味噌も存在するため注意が必要」と注記しています。この砂糖の話は3.のルールとも重なり、本編P21は「砂糖製造時の加工助剤として動物の骨を使っている場合に忌避される」ため色にかかわらず確認を、としています。調理器具も「必ず分ける必要はないが成分が混ざらないよう洗浄が重要」というのが本編の立場で、添加物の使用有無は「直接関連はない」と回答しています(グルテンフリー・オーガニックも同様)。
6. 現場で起きること——一次体験
多言語メニューを作る現場では、日本語のメニュー名だけでは食材が確定しない、ということが繰り返し起きます。「お浸し」「和風ドレッシング」「めんつゆ」は料理名だけ見ると植物性に見えますが、実際には動物性の出汁が使われていることが少なくありません。料理単位ではなく食材単位の辞書を先に作っておかないと、同じ食材なのに店やメニューによって判定がブレます。実際に食材の対訳・属性を積み上げて運用しており、現在481語規模です。
現場でよくある誤認は、ゼラチンを植物性だと思い込む、みりんをアルコールとして数えない、かつお出汁を「魚を出していないからセーフ」と考える、といったパターンです。いずれも3.や4.の本編Q&Aと食い違う思い込みです。もう一つつまずきやすいのが情報の置き場所で、アレルゲン情報はメニュー表・厨房の掲示・多言語ページの3か所に分かれがちで、1か所だけ直すと他が古いままになる不整合がよく起きます。更新は3か所同時でないと事故になる、というのが現場の実感です。
7. やってしまいがちなNGパターン
- 「かつお出汁は具材に魚を使わなければ大丈夫」と思い込む——本編のQ&Aの回答は「具材でなくとも使用しないでください」。出汁が動物由来ならアウトです。
- みりん・料理酒を「調味料だから」とアルコールにカウントしない——本編は「多くのムスリムは酒(みりんを含む)を口にしません」と明記。醤油の微量アルコールも避ける人がいます。
- ゼラチンを植物性だと思い込む——ゼラチンは動物由来です。代替には寒天が使われ、ムスリムでも避けるべき成分として名指しされています。
- 白砂糖は無条件に使えると思い込む——精製時に加工助剤として動物の骨を使っている場合があり、色にかかわらず注意が必要です。
- グルテンフリー・オーガニック表示を「ベジタリアン対応」と同一視する——本編は、グルテンやオーガニック食材の使用有無とベジタリアン等が食べられるかどうかに「相関はない」と回答しています。添加物の有無についても「直接関連はない」としており、いずれも別の基準です。
- 確認できないのに「ハラール対応」と自己判断で表記する——本編は「ハラール」という言葉を安易に使わないよう注意を促しています。
- メニュー本体だけ直して多言語ページ・厨房掲示を放置する——現場で起きやすい典型的な不整合。1か所を更新したら残りも同時に直す運用が必要です。
8. FAQ
Q. ベジタリアン対応は肉を抜けば十分ですか?
A. いいえ。卵や乳製品を忌避する人もおり、ヴィーガンは蜂蜜・ゼラチンなど動物由来の成分全般を避けます。かつお出汁などの動物由来の出汁も、具材として魚を使っていなくても忌避の対象になります。本編のQ&Aでも「具材でなくとも使用しないでください」と明記されています。
Q. 訪日するベジタリアン・ヴィーガン等はどれくらいいますか?
A. 観光庁の資料編によれば2023年時点で約128万人と推計されています。JNTOの国別訪日外客数にEuromonitorの国別ベジタリアン等比率を掛け合わせ、21ヶ国分積み上げた推計値であり、実測ではない点に注意が必要です。
Q. ムスリム対応はハラール認証を取らないといけませんか?
A. 必ずしも必要ありません。本編は「日本に旅行にくるムスリムで認証まで求める人は少ない」としており、情報開示・ノーポークノーアルコール・ムスリムフレンドリー・ハラール認証取得の段階のうち、まず情報開示から始めることを推奨しています。
Q. みりんや料理酒はムスリム対応で問題になりますか?
A. なります。本編は「多くのムスリムは酒(みりんを含む)を口にしません」と明記しており、醤油等の微量アルコールも避ける人がいるため、醤油せんべいや醤油ラーメンにも注意が必要とされています。
Q. 「約4割が基準を緩める」と「57%が緩める」、どちらが正しいのですか?
A. 同じ調査(n=209)のグラフの実数は57%で、これが実際の集計値です。「約4割」は本編の要約文の表現で、グラフの実数とは異なります。数字を扱う際はグラフの実数と母数(n)を確認するのが実務的には安全です。
Q. 専用キッチンや食器を完全に分けないと対応できませんか?
A. 必ずしも分ける必要はないとされています。専用キッチン・コンタミネーション排除に対応していなくてもベジタリアン等の7〜8割が来店する可能性があると資料編は結論づけています。
9. まとめ
ベジタリアン等の訪日客は2023年時点で約128万人。これは国別の訪日客数に出身国のベジタリアン等比率を掛けて積み上げた推計値で、実測ではありません(同じ統計で世界人口は約5.3億人)。ムスリムは世界人口の約1/4を占めます。両方に共通するのは、「肉を抜けば対応完了」ではなく、出汁・みりん・砂糖・添加物といった、メニュー名からは見えない部分にこそ注意が必要だという点です。数字を扱う際は、実測か推計か、母数(n)と設問を確認する習慣が実務では役立ちます。「約4割」と「57%」のように、同じ調査でも要約の仕方で数字の見え方が変わることがあるからです。
対応のレベルも、いきなりハラール認証や完全な専用キッチンを目指す必要はありません。本編が強調しているのは、まず対応内容を正直に開示することです。使っている食材・使っていない食材、専用化の有無、対応メニューの有無を言い切れる範囲で伝えるだけでも、判断材料を求めている旅行者には大きな違いになります。
参考: 観光庁参事官(外客受入担当)「ベジタリアン・ヴィーガン/ムスリム 旅行者おもてなしガイド」(令和6年4月)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001740443.pdf
参考: 同 資料編(令和6年4月)
https://www.mlit.go.jp/kankocho/content/001740444.pdf
参考: JNTO(日本政府観光局)「訪日外客数(2026年6月推計値)」(2026年7月15日発表)
https://www.jnto.go.jp/news/press/20260715_monthly.html

